妊活に漢方を取り入れるなら、知らなきゃ損なお薬とは?
不妊や流産を繰り返すとき、漢方では「補腎(ほじん)」を治療の基本としています。
漢方でいう「腎」とは、生殖機能や成長をつかさどると考えられています。
病院で処方される漢方薬にも補腎作用のあるものはありますが、
現代の高齢化社会では物足りなさを感じることも。
今回は、病院で処方できない補腎薬について解説し、
不妊や妊活におすすめの漢方薬をご紹介していきます。
この記事は、約16分でお読みいただけます
漢方の力で心と体を整える
妊活中の女性や、不妊や流産に悩む方々にとって、
体だけでなく心のバランスを整えることは非常に重要です。
ストレスが体に影響を及ぼす現代において、
心の不調が体に現れることは珍しくありません。
漢方では、体と心は一体のものとして捉え、両方を整えることで
妊娠力を高めることを目指します。
漢方の基本的な考え方
漢方医学では、体の中の「気」、「血」、「津液(水)」がスムーズに流れることが
健康の基本とされています。
これらが滞ったり不足すると、冷えや疲労、不眠、月経不順、
不妊などの症状が現れやすくなります。
早めの妊娠を望まれる妊活では、この考え方にプラスして
「補腎」が大切になります。
補腎(ほじん)とは?
不妊や流産に悩む方には、「補腎」という治療法が重視されます。漢方でいう「腎」は、生殖機能や、内分泌系、免疫系などを含めた生命の源で、精力とも深く関連しています。
年齢とともに腎が衰えると、生殖機能が低下し、不妊や流産の原因になることがあります。
腎を補えば、この衰えを緩やかにし、妊娠しやすい体質に導くことが可能です。
漢方が心と体に与える効果
漢方薬には、体だけでなく心にも働きかける生薬が多く含まれています。
たとえば、妊活中のストレスや不安を和らげる効果や、
体を温めて血流を改善する効果が期待できます。
体が整うと、自然と心も落ち着き、妊娠しやすい状態に導かれることが期待されます。
補腎の働きを持つ代表的なお薬とは?
鹿茸(ろくじょう)という生薬
補腎の代表的な漢方薬は、鹿の角を使った鹿茸(ろくじょう)です。
奈良時代には「薬狩り」という行事が行われ、鹿茸は貴族たちにとって
特別な薬として扱われていました。
鹿茸は、生命力を強化し、骨や筋肉を強くする効果があり、
不妊や妊活をサポートする生薬として知られています。
鹿茸の薬効
「本草綱目」という生薬学者が書いた古典に記されている中で
鹿茸には以下のような効果が記されています。
骨や筋肉を強化し、体力を回復させる
精力を高め、生殖機能をサポートする
血流を改善し、体を温める
これにより、不妊や流産に悩む方にとって、
体力や妊娠力を高める漢方薬として効果が期待できます。
「鹿の角って、どうやって飲むの?!」
と思われるかもしれませんね!!
ご心配しなくて大丈夫です。
飲みやすいように、粉薬やカプセルになっていますので
続けやすいですよ。
いつから始めるべきか?
鹿茸製剤の効果を実感するには、4ヶ月〜6ヶ月ほどの継続服用が推奨されます。
短期間では効果を感じにくいため、妊活や不妊治療の一環としてじっくり服用することが大切です。
ですが、2ヶ月以内でも体感される方もいらっしゃいます。
次に、そんな方も含めたお客さまの声をご紹介します。
体験談:鹿茸の効果を感じたお客様の声
自然妊娠とダイエット成功
35歳 女性
この方は、多嚢胞性卵巣症候群の診断で、「手術をする必要があるが、
妊娠を希望なら、手術前に採卵をして術後に体外受精」をいわれていました。
諸事情で体外受精は受けたくない、漢方でなんとかならないか・・・
というお悩みでのご来店でした。
自然妊娠に対するドクターストップはなかったため、早めの自然妊娠を期待しつつ、
霊鹿参(れいろくさん)という鹿茸と紅参が含まれたカプセルの漢方薬とともに
血流改善の煎じ薬、妊活に大切な亜鉛をはじめとするミネラル補給を
牡蠣肉エキスで摂取していただくことに。
漢方を飲み始めてから2ヶ月ほどで、「自然に2kg 痩せました」
というご報告をいただきました。
そして、その後すぐに妊娠。
鹿茸は効果があるまで時間がかかるとお伝えしていたので、
わたしもご本人も、とても驚きました。
流産のご心配もあったため、霊鹿参は妊娠中も継続いただき、元気な赤ちゃんが誕生。
産後の検診では、「多嚢胞が小さくなっている」との所見で、母子ともに健康で、本当に何よりでした。
長年の妊活、妊娠成功
32歳 女性
ご年齢が比較的若いと考えて、牡蠣肉エキスと血流改善の漢方薬を始められました。
半年たっても妊娠せず、「食事や生活習慣にも気をつけているのになぜ・・・」
という状態が続いていました。
当店に来る前から2年ほど妊活をされていたということで、
鹿茸の含有量は比較的少ないのですが「活命参」という
鹿茸が入った粉薬を併用することに。こちらは、体の中を潤す生薬が入ったものです。
「とても飲みやすい粉薬です」と言っていただいてました。
3ヶ月ほど継続していただいたある日、「相談予約をしてもよいですか?」
とご連絡があったため「何か体調不良や気になることがあるかしら?」と
身構えていました。
すると、ご来店された際に「妊娠しました!直接伝えたくて、
今まで黙っていました(笑)」とのこと。
そのお気持ちが、とても嬉しかったです。
流産しやすい方の妊活
36歳 女性
「考えられる妊活によいことをすべてやって、漢方にたどり着きました」
と言ってこられた方でした。
妊娠はできるけれど、流産を繰り返されていました。
すでにサプリメントを5〜6種類以上飲まれていたのですが、
ご本人は気に入っていらっしゃるメーカーさんとのことで
2種類ほどに厳選させていただき、牡蠣肉の粒エキスと鹿茸製剤のカプセルを服用をしていただきました。
じつは、鹿茸は「妊娠中こそ飲んでいただきたい」安胎作用があります。
体の成長を健やかにつかさどるのです。ですが、即効性はありません。
妊娠前からの服用が効果的なのです。
ほどなく妊娠されたのですが、そこから、ご本人にとっての心配の種が始まり。
しっかりと霊鹿参を服用いただき、様子をみていただきました。心拍が確認され、
安定期に入り、妊娠後期に入り・・・段階を経るごとに、安心感が募ります。
流産には、栄養素も大切な要素と考えています。「食事はバランスよく摂っています」
という人でも、吸収しずらい体質になっていることも考えられるので、
漢方と併用して妊娠に備えていただけたらと思います。
男性不妊にも効果的な漢方薬
不妊の原因は、女性だけでなく男性にもあります。男性不妊においても、
鹿茸は精子の質や量を改善する効果が期待されており、
体力や精力の回復にも役立ちます。
当店のお客さまは、妊娠成功された後や、ご出産された後もずっと
「調子がいい!」と、漢方を継続されているご主人さまも多いです。
妊活中の男性にも、ぜひ漢方を取り入れてみてください。
漢方薬と不妊治療の併用について
不妊治療と併用して漢方を活用することで、基礎体力を整え、
妊娠に向けた体づくりを進めることができます。
不妊治療の進行状況に合わせて、漢方を取り入れるのも効果的です。
不妊や妊活に漢方薬をおすすめする理由
不妊や妊活に悩む方にとって、漢方薬の「補腎」作用は、
妊娠力を高めるために重要な役割を果たします。
鹿茸をはじめとする補腎薬は、心身のバランスを整え、
妊活をサポートするためのおすすめの漢方薬です。体質改善を目指して
長期的に漢方を取り入れることで、より健やかな妊娠へとつながる可能性があります。
当店では、漢方のお試しが可能です。
気になる方は、お気軽にお声かけくださいね。
当店からのご案内
煎じ薬
あなたに合う生薬をオーダーメイドで煎じ、液体の滅菌レトルトパックにしています。
粉薬
病院では処方されない、上質な原料で製造された台湾製の漢方薬を中心に取り揃えています。
カプセル・丸剤など
貴重な生薬を手軽に服用できます。
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病院では処方されない、本格的な漢方薬をご用意しています。
あなたの体に「今、本当に必要なもの」をご提案させていただきます。
漢方を購入前にお試しいただくことも可能です。
ひとりで悩まず、ぜひ一度ご相談ください。