睡眠の質を上げる方法 3選|血流と自律神経にアプローチ[簡単です]
こんにちは!村田です。
「身体の怠さや生理前のイライラに悩む」
「仕事や子育てのストレスで疲れ果てている」
「体調不良で仕事を休むことが増えた」
このような悩みを抱えているご相談、増えています。
これらの問題の多くが、睡眠と深く関係しているのをご存知でしょうか?
睡眠の質を上げることで、自然と解決されていくかもしれません。
睡眠の質を上げる方法 血流と自律神経へアプローチ
では、具体的にどうすれば睡眠の質を上げることができるのか。
じつは、良質な睡眠の鍵を握るのが、「血流と自律神経」なのです。
血流と自律神経を整えることが睡眠を向上させるなんて、
「知らなかった」という人もいるのではないでしょうか。
今すぐできる方法をご紹介します。
なぜ効果的なのかの理由も含めて、解説しますね!
その1 血流を整える
良好な血流は、体温調節を助け、睡眠に適した体の状態を作ります。
血流を改善するためにできること、紹介します。
- 軽い有酸素運動を毎日30分くらい
全く運動していない人は、一日10分程度からスタートするのが、おすすめ。
息が少しハァハァするくらいの負荷で、早歩きできると血流が流れやすくなるポイントです。 - 入浴は就寝の1-2時間前に、ぬるめのお湯でゆっくり
寝る前は体を温めることは、大切です。
日本人ならではの習慣ですね。 - 血流を促進する食品(ショウガ、ニンニクなど)を積極的に摂取する
胃腸が丈夫な方なら、七味唐辛子もお勧め。
ちなみに、ショウガは、すり下ろすと胃薬になるのですが、
ショウガは加熱することで、成分が変化し、温め効果がアップします。
その2 自律神経のバランスを整える
自律神経系は、体のリラックスと覚醒をコントロールしています。
自律神経のバランスを整えるには、以下の方法を試してください。
- 深呼吸や瞑想を毎日10分程度
習慣がないと、毎日10分は「長いなぁ」と感じられるかもしれません。
動画サイトなどの、瞑想や深呼吸に適した音源を聞きながらもお勧めです。
リラックスモードの時間は、私たちが考えてる以上に大切にしたい、ひとときです。 - 規則正しい生活リズムを維持する
休日も、だいたい同じ時間に起きれるように調整できるとよいですね。
夜勤のある人は、体調が崩れやすくなる方が多いです。
東洋医学の知恵を積極的に取り入れてみてください。 - ストレス解消法を見つける(趣味の活動など)
仕事や育児で、自分のケアは後回しになりがちに。
そんなあなたに、少し立ち止まって、まずは自分を大切にケアしましょう。
その3 睡眠環境を整える
良質な睡眠には適切な睡眠環境が不可欠です。以下のポイントに注意しましょう。
- 寝室の温度を自分にとって適温に保つ
寒がりか、暑がりかで、その人の適温が違ってきます。
暑い日はエアコンで室温調整するのが難しいですが、
明け方に冷え込むこともあるので、お腹は冷やさないようにしましょう。 - 遮光カーテンで部屋を暗くする
「部屋が暗くないと眠れない」という人にお勧めですが
気をつけていただきたいことが、「朝日を浴びる」ということ。
メラトニンという体内時計をつかさどる体内物質は、
朝日を浴びることでリセットされます! - 朝、散歩する
朝日を浴びることにもつながりますが、
交感神経のスイッチを入れるために、朝散歩は最適です。
朝は、ゆっくり、ゆったりしたペースで歩かれてよいので
清々しさを味わってみてはいかがでしょう。
ではなぜ、そんなに血流が睡眠に影響を与えるのでしょうか?
なぜ、血流と自律神経が睡眠の質の鍵なのか
血流と自律神経の重要性
血流と自律神経のバランスを整えることが、良質な睡眠と健康の秘訣。
その理由として、次のようなことが挙げられます。
血流の仕組みと睡眠への影響
私たちの体内には、なんと約10万キロもの血管が張り巡らされています。
これは、なんと地球を約2周半するほどの壮大な旅。
この血管網を通じて、酸素や栄養が体のすみずみまで運ばれます。
血流が滞るということは、この長旅のどこかで必要な栄養が行き渡らず、
結果として睡眠の質も低下するということ。
年齢とともに、血流の道路工事はこまめに行いたいですね。
自律神経系と睡眠の関係
自律神経系は交感神経と副交感神経の2つに分けられます。
改めて、どんな働きをしてくれているのかを振り返ってみましょう。
良質な睡眠には、この2つのバランスが重要です。
現代社会のストレスにより、交感神経が優位になりがちですが、
これが不眠や浅い睡眠の原因となっています。
血流と自律神経を整えて得られる効果
- 睡眠の質の向上:
深い眠りが増え、朝の目覚めが良くなります。 - ストレス耐性の向上:
ストレスにしなやかに耐えられる体質になります。 - 免疫機能の強化:
病気に対する抵抗力が高まります。 - 代謝の改善:
体重管理がしやすくなります。 - 脳機能の向上:
記憶力や集中力が改善します。
血流と自律神経を整えることは、
睡眠以外にも、様々なメリットがたくさんなのです。
ピンピンコロリは夢じゃない!日本人の健康への道
日本人の死因統計から見える現実
「歳をとったら、ピンピンコロリで逝きたいわー」
と、よくお客さまからお聞きします(笑)
しかし、現実はどうでしょうか?
厚生労働省の2023年のデータによると、
日本人の主な死因の割合は以下のようになっています
<主な死因の構成割合>
老衰は、昭和 22 年をピークに低下傾向が続いていましたが
平成 13 年以降上昇して、平成 30年に脳血管疾患にかわり第3位となりました。
令和5年は全死亡者に占める割合は、 12.1%となっています。
つまり、約10人に1人の割合で、ピンピンコロリということが推測されます。
この割合を少ないとみるか、多いと考えるか・・・
ですが、死因の第一位に上げていきたいですね。
次に、睡眠と健康長寿は、関係があるのかを考えてみましょう。
睡眠と健康長寿の関係:研究結果
アメリカ、ペンシルバニア州立大学睡眠研究治療センターの研究によると、
睡眠時間が6時間未満の慢性不眠症の男性は、
14年間の研究期間中に51.1%が亡くなっていました。
これとは対照的に、通常の睡眠に問題のない男性の死亡率は9.1%でした。
また、東京家政大学の市丸雄平氏の研究では、
7-8時間の睡眠時間を取っている人が最も死亡率が低く、
睡眠時間が3-4時間未満の人は、2倍も死亡率が増すという結果が出ています。
これらの研究結果は、睡眠の質と量が私たちの健康に
大きな影響を与えていることを示唆しているのではないでしょうか。
プラス漢方、の考え方とは
当店では、その人に合わせた無理のない生活アドバイスに加えて
血流・自律神経に作用する漢方を併用いただくことで、
相乗効果が得られています。
一部のお客さまの声を、ご紹介します。
【お客様の声】
「仕事のストレスで眠れない日々が続いていましたが、
血流を整えて自律神経に作用する『一等級の三七人参』を取り入れたところ
ぐっすり眠れるようになりました。漢方でも早く体感できるものがあるのですね」
(40代女性)
「育児と仕事の両立でストレスが溜まり、
不眠に悩んでいましたが、気を巡らせる漢方薬を利用したところ
即効性もあって、気持ちが楽になりました。」(30代女性)
「小さな子どもがいて、疲れきってしまうと子どもと一緒に寝てしまい
夜中に起きたりして、まとまって睡眠をとるのが難しかったのですが、
漢方で栄養素を補給したら、1ヶ月しないうちに改善できました」
(30代女性)
当店では、お試しの漢方を差し上げています。
気になる方は、ぜひ一度、ご相談ください。
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まとめ
確かに、現代社会では十分な睡眠時間を確保するのは難しいかもしれません。
仕事や家事、育児に追われ、睡眠時間を削らざるを得ない状況も多いでしょう。
ですが、睡眠の質を上げることで、
効果的な休息を得ることができます。
血流を改善し、自律神経のバランスを整えることで、
睡眠の質をグンと向上させることが可能になるのです。
小さな変化が、あなたの健康と人生の質を、大きく向上させる鍵かもしれません。
本記事で紹介した睡眠の質を上げる3つの方法、
いかがでしたか?
あなたの生活に取り入れやすいものを1つ選んで、
今日から実践してみてはいかがでしょうか。
まずは、1週間続けてみて、体調の変化を感じてみるのもよいでしょう。
良質な睡眠は、あなたの健康への第一歩。
より質の高い睡眠を、確保していきましょう。