誰もが感じてる「なんだかしんどい」の正体

「なんか最近、ずっとしんどい気がする」
「休んでも、ぜんぜん回復した感じがしない…」
「気力が出なくて、毎日がしんどい」
こんにちは!漢方薬剤師の村田明美です。
漢方相談をしていると、こんなお悩みをよく耳にします。
その“なんだかしんどい”は、ちゃんと理由があるんです。
もしかしたら、体と心が出している小さなサインかもしれません。
今日は、薬剤師の視点と漢方の知恵から、その正体をわかりやすく読み解いていきますね。
こんな方におすすめの記事です!
この記事を書いた人
つむぎ漢方薬局 管理薬剤師
村田 明美
のべ約35,000人以上を服薬指導。まるで昔からの友達のような親しみやすい接客と、かかりつけ医のような安心感を与えるカウンセリングを心がけています。
- 日本東洋医学会/日本漢方協会 所属
- 昭和薬科大学生涯学習講師
その“しんどさ”の正体とは?
活性酸素は、ストレス・紫外線・タバコ・過労などで増えてしまいます。
しかも、年齢を重ねると増えやすくなることもわかっています。
これが細胞を傷つけたり、疲労感を引き起こしたり。
まさに、“なんだかしんどい”の正体の一つなのです。
活性酸素を減らすための食材を!
活性酸素を減らすのに、特におすすめなのが、「牡蠣(カキ)」です。
当店でも、牡蠣肉から抽出した特別なエキスはとても人気です。
特殊製法で煮出したエキスで、抗酸化成分がたっぷり。
食品として取り入れられるから、毎日のセルフケアにぴったりです。
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体質別にみる、疲れの正体
体にエネルギーが足りてない?
漢方では、疲れやすさや無気力は「気虚(ききょ)」と呼ばれる状態。
つまり、“気”=エネルギーが足りてない状態なんです。
代表的なものは、高麗人参・黄耆(おうぎ)・大棗(たいそう)など。
体力や元気が足りないと感じるときは、このタイプの生薬サポートがおすすめです。
ストレスが強い方は「気滞」かも!
「イライラする」「急に落ち込む」「ため息が増えた」
そんな心の不調も、“気”の巡りが悪くなっているサインです。
そんなときは、気を巡らせる気付薬(きつけくすり)の出番。
柴胡(さいこ)や香附子(こうぶし)、陳皮(ちんぴ)などが気の流れをサポートしてくれます。香りもさわやかで、気分もすっきりしますよ。
当店では、動物性の生薬が人気です。
カバンの中にも入れておける、手軽に飲めるお薬だから、お守り代わりにもなるので便利です。
肌の乾燥が気になる人も要注意
「肌がカサカサする」「髪がパサつく」「集中できない」
そんなときは、血(けつ)が足りない「血虚(けっきょ)」状態かも。
おすすめは、黒ごま、プルーン、なつめ、ほうれん草、赤身のお肉など。
鉄分と一緒にビタミンCを摂ると吸収もアップ!
下痢をしやすい方は、食べる量に気をつけてくださいね。
実は… 足りてないかもしれない食材とは
最近、実はとっても多いのが「タンパク質不足」。
ダイエットや小食、朝食を抜く生活の人ほど、隠れたタンパク質不足になっていることが多いんです。
おすすめの食材は、卵・魚・大豆製品・鶏むね肉・牡蠣など。
消化が弱い方は、煮込み料理やスープでコトコト煮てあげると、吸収しやすくなりますよ。
食欲がない?まずは胃腸のケアから
「食べたい気持ちがわかない」
「お腹は空いてるのに、食べるとすぐ苦しくなる」
そんなときは、胃腸のエネルギー=脾胃(ひい)が弱っているサインかも。
お粥やスープ、温かい白湯など、優しい食事から始めてみてくださいね。
睡眠の質、大丈夫?
眠っているのに疲れが取れない、夜中に何度も目が覚める…
それは、睡眠の質が落ちているサインかもしれません。
寝る前のぬるめのお風呂、リラックスできる香り(ラベンダーやネロリなど)、
漢方では釣藤鈎(チョウトウコウ)などの入った、体質にあわせたお薬を使うのもおすすめです。
まとめ
「なんだかしんどい」は、気のせいじゃありません。
それはきっと、体と心からのSOS。
さまざまな要因が重なって、“なんとなくのしんどさ”をつくっています。
少しずつ整えて、「元気」を確実に取り戻していきませんか?
当店からのご案内
病院では処方されない、本格的な漢方薬をご用意しています。
煎じ薬
あなたに合う生薬をオーダーメイドで煎じ、液体の滅菌レトルトパックにしています。
粉薬
病院では処方されない、上質な原料で製造された台湾製の漢方薬を中心に取り揃えています。
カプセル・丸剤など
貴重な生薬を手軽に服用できます。
自然薬・サプリメント
自然の力で健康をサポートする高品質サプリメントを取り揃えております。
あなたの体に「今、本当に必要なもの」をご提案させていただきます。
漢方を購入前にお試しいただくことも可能です。
ひとりで悩まず、お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。