女性の【ストレス症状】なりやすい体質3タイプ ~かんたん漢方理論で考える~

あなたの辛い、さまざまな症状。


「ストレスが原因かな?」
とぼんやり感じる人もいれば、

「わたしがこうなったのは、
 あの人が原因に違いない…!」と
思い当たる人がいるかもしれません。


病院では原因不明といわれる症状も、

東洋医学×西洋医学のいいとこどりで
女性のカラダをバランスよく整える
選べる時代になりました。


ストレスが原因かもな症状を
漢方的な視点で、一緒に考えてみませんか。

・ストレスが原因となる症状

ストレスが原因となる症状や病気として
以下のものが考えられます。

・頭痛、腹痛、下痢、便秘、かぜ
・高血圧、脂質異常症、糖尿病
・脳卒中、心筋梗塞
・胃 十二指腸潰瘍、過敏性腸候群
・気管支ぜんそく
・アトピー性皮膚炎、蕁麻疹
・甲状腺機能亢進症、リウマチ
・がん
・慢性疼痛(とうつう)
 ⇒ 頭痛・腰痛・関節痛など
・うつ病
・不安障害
・睡眠障害
・神経障害
・生理不順、PMS
・更年期障害
・不妊症・不育症
・冷えのぼせ
 ⇒ 下半身は冷えを、上半身はのぼせを感じる


これ以外にもありますが、、、

けっこう多いですよね。

 

うつ病や睡眠障害など
ストレスがかかるとなりやすいだろう
と想像しやすいものから、

こんな症状もストレスが原因で
なるものなの?という意外なものまで。


これらの症状は
すべてストレスによる原因で生じるとは
かぎりませんが、

 

ストレスをうけても
しなやかにうけ流すことで
症状が改善されると分かってきました。

 


適度なストレスを
しなやかにうける、
しなやかな身体づくり。

そんな身体をめざしたいと思ったら

ぜひ、読み進めてみてくださいね。


・なぜ、漢方理論でストレス症状を考えるとよいのか

女性は一生を通じて

初潮→出産→育児→更年期

というライフサイクルの中で、
ホルモンバランスが劇的に変化します。


ストレスをうけることで、
なりやすい病気、特有な症状も。

 


医学が進歩する一方、
病院で検査しても原因がわからない。

わかっても治りにくい方も
いらっしゃいます。

 

そんな時、

漢方理論で考えると「なぜか」
スムーズに解決してしまうことも。


なぜなら、漢方薬には
イライラや不安な気持ちが改善される
効能効果を「そもそも」もっています。

 

しかも、依存性がありません。


医学が今のように発展する
はるか昔から、

ストレスを感じて
辛い症状を改善したい。

 

その辛い症状が、
やがて大きな病気へ発展していく。

そんな考えが
太古の昔から受け継がれていると考えると、、

 

一度は試してみる価値のある
伝統的な医学のひとつなのです。

 

・かんたん漢方理論とは?

そうはいっても、

「漢方って難しそう」

「敷居が高い」

「よくわからない…」


と思う方もいらっしゃると思います。


そんな人のために、
「かんたん漢方理論」を
お伝えしたいと思います。


漢方の基礎的な考え方は

「気(き)・血(けつ)・水(すい)」


この3要素から成ると考えてみてください。

「気」というのは、
目に見えないエネルギー。

「血(けつ)」は、
血液、血管系。

「水(すい)」は、
血液以外のすべての水分です。

 

この3要素がうまく働き、回ることで
健康が保たれています。

 

これを分かりやすく
「車」に例えてみると、、、


「気」は、運転手。

「血」は、ガソリン。

「水」は、ラジエーター。

と、考えてみてください。

 


車は、ガソリンがないと動きません。

ラジエーターは冷却水が循環して、
エンジンが冷やされる欠かせない部品です。


あなたは、
安全に車を目的地まで運転するために、

運転手、ガソリン、ラジエーター、

この3つのどれが
一番大切だと思いますか???

はい、

正解は、、、


「運転手」ですね。

どんなに性能のよい、ガソリン満タンの車でも

運転手がいないことには
前に進むことが出来ません。


運転手がいたとしても、
ボーっとしてたり、
調子が悪ければ

安全運転はできません。

漢方では、
「気」から
「血」と「水」が生まれると考えます。


つまり、、、

運転手である
「気」がメチャメチャ大事なのです。


漢方の3要素
「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の役割。

そして、「気」がいちばん大事!!

 

まずは、こう覚えてみてくださいね。

 

 

・漢方理論で考えるストレス症状の原因はこれ!

わたしたちが日常でつかう言葉に
「気」のつく言葉はたくさんあります。

・お元気ですか?

・気のない返事だねー。

・景気がいいね!

  ・
  ・
  ・

日本人なら、

気のつく言葉を考えると
いかに「気」の存在が
身近にある文化だとイメージして
いただけるのではないでしょうか。


科学的に考えてみると、

「気」の正体はATPである。

というと、説明できることが多いです。

ATPとは、
からだのエネルギーを生み出すときに
つくられます。


ATPが活発につくられると
疲れやすさや、気力、
睡眠の質が変わります。


つまり、、、

かんたん漢方理論で考える
ストレス症状の原因とは、

「気」の異常によって
引き起こされる、
諸症状といえるのです。


しかも、、、
身体にとって
いちばん大切な要素です。


ストレス症状の原因は

「気」である。


と覚えてくださいね。

 

・漢方理論で考えるストレス症状3タイプ

気・血・水の異常がもたらす症状として
以下の7つがあります。

気虚(ききょ)
気滞(きたい)
気逆(きぎゃく)
血虚(けっきょ)
瘀血(おけつ)
水滞(すいたい)
陰虚(いんきょ)


この中で、
ストレスが原因で乱れる
と考えられる症状は3つ。。。

・気虚
・気滞
・気逆  です。


それぞれの症状を解説します。


気虚は、、、

気が足りない。少なくなっている状態。


気をつかうと、
気が減るので、気虚になります。

単純な考え方ですね。


気虚は、

疲れやすい、食欲でない、元気がない、

という状態です。

 

食欲はあっても、疲れやすい。
という方も気虚になります。

 

気滞は、、、

気が滞っている状態。

気の流れが正常にいかなくなり、
どこかで詰まってしまいました。

この状態になると、
メンタル的に辛い。

うつ状態をもたらします。

 

気滞の方は、たいてい「気虚」を伴っていることが
多いのではないでしょうか。

 

気逆は、、、

どんな症状だと思いますか?

 

そう、

気が逆流してしまう状態ですから、

必要以上にイライラしたり、
興奮して眠れなくなったり、

「なんで自分はこんなに腹がたつの?」

と自己嫌悪になることもあるかもしれません。

 

こんな気の異常状態が続くと、、、

血が足りなくなったり、(血虚)
血の巡りが悪く成ったり、(瘀血)
水のバランスが偏ったり(水滞)

ということが起こります。


ストレスが、あらゆる症状の根源になる。

ということが
漢方理論からも納得できますよね。

 

・気を補う、巡らせるための、最初の一歩

では、、、

ストレスをうけたら、
症状を悪化させる前にとるべき対策。

どうしたらよいでしょうか?


気をつかえば
気が減りますから、、、


「気を補う」ことが必要となります。


これは、日常生活では


・栄養ある食事

・質のよい睡眠


この2つが満たされると
気を補うことができます。


では、どんなものを食べたらよいのでしょうか?


カンタンに考えると、、、

「旬な食材」を

「5つの調理法」でまんべんなく
摂れたらサイコーです。


5つの調理法とは、、、

煮る
蒸す
焼く
揚げる


旬の食材を、5種類の調理法で食します。

これは、医学的に言っても
理にかなっています。


例えば、、、

ビタミンには、油と一緒にとると吸収が良いもの。
加熱せずに摂ると効率がよいもの。
さまざまな種類があります。


5法で調理することで、
それぞれ効率よく栄養価が摂れるのです。


これらを全部みたす
究極の料理は何だと思いますか?

 ・
 ・
 ・

それは、、、

「懐石料理」ではないでしょうか。


やや?かなり??

敷居が高いですかね。


以前、
ホテル料理 和食のシェフと
健康料理教室をコラボ開催した時に
聞いたお話ですが、、、


伝統的な和食は、

この5法の調理法の他に
5を基準とした「型」があるのです。

 

五味(甘い・苦い・辛い・酸っぱい、しょっぱい)

五色(赤・青(緑)・白・黒・黄)

五適(適温・適材・適量・適技・適心→もてなしの心)

五覚(視覚・嗅覚・聴覚・触覚・味覚)

 

旬の食材とこれら要素を取り入れて
食を楽しむ順番、仕掛けが工夫されています。

 

料理教室では
毎回、盛り付けにつかう
葉っぱや花も毎回工夫されている姿が
印象的でした…


和食は、無形文化財にも指定されましたが
世界で注目されるのにも納得です。

 

毎日懐石料理をいただきましょう~

というを言いたいのではありません(笑)

 

が、、、

 

日常生活で、

1週間~1ヶ月単位で考えて

バランスよい食事をとってみようと
意識するだけでもずいぶん違います。

 

 

 

こちらの表には書いていない食材として、、、

 

緑黄色野菜、根菜類を
「温野菜」として積極的に摂ってください。

これは、すべてのタイプの人に共通です。

 

鍋ものは、準備もカンタンですからお勧めです。

具だくさんな汁物もいいですね。

 

 

そして質のよい睡眠のためには、

「微量ミネラル」を
バランスよく摂ることがポイント。

 

ミネラルとは
亜鉛、銅、コバルト、カリウムなど、、、

すべて身体に必要な無機物です。


これらが脳に直接届き
酵素が働きはじめ、

疲れのもととなる
活性酸素が除去されます。


効率よく
脳内の活性酸素を除去できると
疲れ度合いがまったく変わるのが不思議です。


漢方の効果も高め、
漢方から卒業してからも
微量ミネラルを多種類補うことで
日ごろのパフォーマンスが変わってきます。


お客さまの声で評判のある商品は
「牡蠣肉エキス」です。


サプリとして売られている牡蠣肉エキスは
いろいろありますので、
品質のよいものを選んでください。

疲れやすい、やる気がでない、、、
一度試してみたい方は
ご相談ください。

トータルでみた心と身体ケアのお手伝いを
させていただきます。


・気虚、気鬱、気逆のベーシック漢方薬

漢方は、4つの構成からなるのが基本です。
屋台骨にあたる漢方薬に、
症状に合わせて加減することで
体質にあった処方となります。


〇気虚に処方されるベーシック漢方

<四君子湯>
1)人参(にんじん)、
2)茯苓(ぶくりょう)、
3)白朮(びゃくじゅつ)、
4)甘草(かんぞう)が基本生薬です。

ここでいう人参は、
スーパーで売っている
人参ではありませんが(笑)

漢方の原料としてつかわれる人参は、
高価なイメージがありますよね。

たしかに、高価ではありますが
補気にはかかせない薬なのです。


他、「気」を補う補気薬(ほきやく)として
白朮、甘草が配合されています。


茯苓は、水を巡らせる作用がありますが
精神をやわらげる作用もあります。

とても甘くて、おいしい漢方薬です。


*煎じ薬よりも、手軽に気を補いたいなら、、、
 牡蠣肉エキスです。

牡蠣肉エキスは、
微量ミネラルを大量に含んでいるため
脳内の活性酸素を除去することが分かりました。

疲れの元となる活性酸素を
効率よく取り除くことができます。


〇気滞に処方されるベーシック漢方

<半夏厚朴湯>
1)半夏(はんげ)
2)厚朴(こうぼく)
3)茯苓(ぶくりょう)
4)紫蘇(そよう)

半夏は、咳を鎮めて気道の痰を溶かして
痰を出しやすくする作用があります。
ほかに、吐き気を押さえたりもするので、
つわりによく用いられる生薬です。

鎮静作用があり、気持ちを鎮めるときにも使います。


厚朴は、平滑筋の痙攣をゆるめ、お腹を温めます。
気の流れが滞り、気管支や食道、胃腸の具合を整えるのに
効果があります。

茯苓は、体の水の流れを整えると同時に、
精神的につらい症状を緩和してくれます。

蘇葉は、赤紫蘇の葉っぱです。
紫蘇でしょ?とバカにできないほど、
メンタル症状にはお勧めです。

精神的ストレスからくる諸症状を緩和しますが、
単独では効きが悪いです。

生姜も加え、カラダを温めて相乗効果をうながします。


➡ 気滞には、動物性生薬を配合した
漢方をお勧めする方が多いです。

動物性の生薬は、キレがよいです。

牛黄(ごおう)や麝香(じゃこう)など、
ふさがった気を強力に巡らせる生薬を配合した漢方は
江戸時代から続く妙薬です。


〇気逆に処方されるベーシック漢方

<四逆散>

1)柴胡(さいこ)、
2)芍薬(しゃくやく)、
3)枳実(きじつ)、
4)甘草(かんぞう)

柴胡は、自律神経が乱れているかな?
と思われる症状に入っていることの多い生薬です。
解熱、鎮静、解毒作用があります。

芍薬は、血を補う作用の薬です。

気を巡らせる枳実と合わせることで、
気の流れを整えます。

芍薬は、きれいな花の芍薬の根っこ。
枳実は、ダイダイの実を乾燥させたものです。


甘草は、
さまざまな漢方の処方に入る
補気薬ですが、

それぞれの薬を
調和させる目的でも使われています。


まとめ

いかがでしたか。

ストレスをうけやすい身体は、
「気」が消耗していたり
「気」の巡りが悪かったり
流れ方が逆流することで、体調を悪くします。

気を補い、巡らせる。

この2つに重点をおいた治療で、
女性に特有な辛い症状も改善する。

伝統的な医学で解決するなんて
不思議ですね。

 

ストレスは、適度なレベルで受けることは
健康のためには
逆に必要なことだと分かりました。

 

過度のストレスがかかっていたり、

ストレスをうけやすい体質の方、

長年の悩みが気になる方は


かんたん漢方理論を
実践してみてくださいね。

 

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