生チョコ?!究極の漢方原料
村田です。
先日、とても貴重な、
宝石のようなお値段の漢方を
見せていただきました。
その名も、、、
牛黄(ごおう)
これは何かというと、
牛の「胆石」です。
胆石なので、1000頭に1頭から
とれるかとれないか。
という確率の貴重なものです。
病気の牛から取れたものが
お薬になるなんて、
ほんとうに不思議ですよね。
徳島にある犬伏製薬の社長さんが、
たくさんの貴重な生薬を見せてくれた
ひとつなのでした。
牛黄は
5年以上育てた牛に入っているようで、
日本では若牛が好まれる文化のため
とれないそうです。
犬伏さんでは、オーストラリア産、
つまり、、、
オージービーフの胆石を仕入れているとか。
日本で流通している牛黄は
ブラジル産とオーストラリア産が主な産地。
オーストラリア産は、高品質な牛黄として
有名です。
牛黄の形は、丸い
河原の石ころのような形なのですが、、、
「最近、面白い形の牛黄を
コレクションしてるんですよー」
と社長にみせていただいたものが、
ピラミッドの形のものや
正方形のもの。
まるで、生チョコのようです~
(↑上の写真、
犬伏社長に見せていただいた
正方形の牛黄なのです!)
お値段も、
宝石と変わらないのですよねーーー。
そんな貴重な生薬を
毎年12月に買い付けて、
1~2月の寒い時期に、
1年分を一気に製造するそうです。
香りの高い生薬をつかうので、
寒い時期にまとめてつくるのが伝統だとか。
今では、クーラーなどで
温度調整もできるのでしょうが、
伝統的な習慣を残しつつ、
受け継がれていました。
効能効果は、
動悸(どうき)、息切れ、
気つけ、消化不良、食欲不振
厚労省から承認されている
効能効果は以上のとおりで、
これ以外の作用を
伝えることはできません。
ですが、
気・血・水
すべてを巡らせることから、
実感いただけるお客さまの声は
現代のストレス社会に
「便利につかえる、気つけ薬」なのです。