【2024年版】妊活におすすめの食べ物
|妊娠力を高める体質改善って?
こんにちは!村田です。
妊活中は「何を食べたらよいの?」と、思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
妊娠力を高めるために、根本から体質改善する視点を取り入れてみてください!
そこで今回は、妊活をサポートするおすすめの食べ物について、
最新の栄養学の知見と漢方の視点も交えて、わかりやすく解説します。
こんな方におすすめの記事です!
- 妊活に必要な栄養素を知りたい方
- 妊活におすすめの食べ物を知りたい方
- 妊活のために体質改善をしていきたい方
妊活におすすめの食べ物は?
元気な赤ちゃんを育むために、
「これは全員に共通して大切」という栄養素を中心に、ご紹介します。
妊娠力を高めるために、今回紹介する栄養素は以下の通りです。
鉄分
亜鉛
タンパク質
ビタミンA
ビタミンE
では、ひとつづつ見てみましょう。
妊活栄養素が豊富な食べ物
鉄分が豊富な食べ物
鉄分不足は、めまいや立ちくらみの症状になるだけではありません。
鉄は赤ちゃんを育む栄養を運ぶために必要で、妊娠中に必要量が増加します。
ですが、「栄養は一日にして増えず」です!
妊娠前から、鉄分が吸収される食材をしっかり補いましょう。
食品に含まれる鉄には、ヘム鉄と非ヘム鉄に分けられます。
その違いは、次のとおりです。
ヘム鉄
吸収率が高い鉄で、動物性食品由来の鉄です。
レバー 牛肉 カツオ 牡蠣 など
非ヘム鉄
吸収率が低い、植物性食品由来の鉄です。
ほうれん草、ひじき、豆腐、卵黄、大豆 など
吸収率が低くても、他の栄養素も含まれているので、
動物性・植物性の鉄は、両方ともバランスよく食べましょう。
生理のある女性は、慢性的に鉄を失っているといえます。といっても過言ではありません。
とくに、経血量が多い人は要注意。鉄分を積極的に摂りましょう。
亜鉛が豊富な食べ物
驚くべきことに、精子の動きは、全て亜鉛の働きによるものです。
亜鉛欠乏症の症状のひとつとして、「不妊」が記載されているくらい、
その大切さがはっきりわかっています。
また、卵子の発育も良くしてくれますから、積極的に食べていきましょう。
亜鉛を多く含む食材は、次のとおりです。
牡蠣 にぼし あさり たらばがに 毛がに
レバー パルメザンチーズ プロセスチーズ 卵黄
ごま 松の実 抹茶(粉)ココア
当店のお客さまの赤ちゃんは、みんな髪の毛がフサフサで生まれてきてくれます。
その理由として、東洋医学では、髪の毛は「血余(けつよ)」といって
血液の余りが髪の栄養として使われると考えられています。
大切な栄養素である亜鉛も、
お母さんになる前の身体から、しっかり満たしていきましょう。
鉄も亜鉛も豊富に含まれているダントツの食べ物は、牡蠣になります。
妊活中、集中して栄養素を補うために、
牡蠣肉は自然薬としてお勧めです。
タンパク質が豊富な食べ物
タンパク質は、血液や血管の材料となるため、非常に重要です。
ですが、貧血の人の中には、鉄分が足りていても、
鉄の運び屋となるタンパク質が不足していることが
原因の人もいるのをご存知ですか?
そのほかにも、タンパク質は生理不順を防いだり、
性ホルモンの分泌を促し、性的能力を高めてくれます。
「タンパク質は食べていますよ」と思うあなたも、
問題は、その摂取量です。
よくあるパターンとして、糖質が多い食事をしている人は
カロリーが足りていても、タンパク質の量が不足しがちに。
タンパク質を多く含む食品は、次のとおりです。
牛肉 豚肉 鶏肉 卵 魚介類 牛乳 チーズ 納豆
ちなみに、タンパク質はアミノ酸がつながったものです。
アミノ酸は、20種類あって、体内で合成できるアミノ酸と
体内で合成できないので、必ず食物から補給しなければならないアミノ酸があります。
さまざまな種類のアミノ酸を摂るためにも、
偏ることなく、いろんな食材からタンパク質を摂るのがポイントです。
ビタミンAが豊富な食べ物
そもそもビタミンとは、
身体の調子を整えるのに欠かせない栄養素です。
人の体内で作ることができない
つくられても十分な量ではなかったりするため、
食事から摂る必要があります。
日本人は、全世代的に栄養素が不足していますが、
特にビタミンAはダントツ一位で必要量から不足しているのです。
妊娠を望む人が期待するビタミンAの作用としては、
子宮や卵巣の上皮細胞機能の正常化です。
ビタミンAを多く含む食べ物は、以下の通りです。
うなぎ ほたるいか レバー バター
*火を通したら赤くなるものに含まれています。
ビタミンAの注意点
ビタミンAは、タンパク質のトラックに乗っかって運ばれます。
なので、タンパク質不足は、ビタミンAの不足につながります。
ここでも、タンパク質は大切な役割をしているのですね。
ビタミンAは、取りすぎ注意の真実
昔、母子手帳に「妊婦はビタミンAの食品を摂りすぎてはいけない」
という記載がされていたことがあります。
これ、今は見解が変わりました!!
ビタミンAは、脂に溶けるビタミンなので
身体に蓄積しやすく過剰摂取で毒性が発生しやすいからなのですが・・・
今では、天然の食材から食べる分には、
食べるのを控える必要はないということがわかりました。
ですが、サプリメントなどの人工的に摂取するなら、
脂に溶けるビタミンは摂取量に注意が必要です。
情報がアップデートされていない妊婦さん向け雑誌には
いまだ『うなぎを食べるのは控えるように』と書かれているのもあるようで、
「食べるのを我慢していました!」と
お客さまから言われることがあります。
普通に食べる分には問題ないし、
うなぎは栄養源としては優れている食べ物ですね。
お値段お高いけれど、どうせ食べるなら
国産品がおすすめです!!!
その理由は、またの機会に、、
ビタミンEが豊富な食べ物
ビタミンEは、別名、妊活ビタミンです!
英語で、ビタミンEをトコフェロールといいますが、
トコス:子どもを産む
フェロール:力を与える
という語源からきているのです。
ホルモンを分泌する臓器に多く分布して、細胞膜を安定させることで、
ホルモンバランスを維持する作用があります。
一日に必要なビタミンEをとるには、次の量を目安にしてください。
うなぎ 100g アーモンド10粒程度 かぼちゃ 50g
その他、
米油 あんきも(あんこうの肝) 筋子 いくら キャビア あゆ
いわしのオイルサーディン たらこ めんたいこ モロヘイヤ
オリーブのピクルス
に、多くビタミンEが含まれます。
今日の食べたい気分で、妊活ビタミン食材を取り入れてみては
いかがでしょうか。
栄養素の吸収を左右するものとは?
栄養素は、その摂りかたで吸収効率が変わってくるのをご存知ですか?
栄養素の吸収を高める方法
こんなに必要な亜鉛ですが、
実は、とても吸収しにくい栄養素なのです。
そして、年齢とともに吸収率は低下してきます。
そこで・・・
亜鉛の吸収率を高めるために、次の食品といっしょに食べてください。
ビタミンC
レモン シークワーサー など
クエン酸
レモン、シークワーサー、かぼす、ライム、すだち、温州みかんなどの柑橘類
梅干し
動物性タンパク質
有機酸
酢 トマト 梅干し 酸味のあるヨーグルト ワイン
亜鉛が豊富に含まれた牡蠣やフライに、
レモンが添えられているのは、理にかなっていることなのですね。
栄養素が欠乏しやすい原因って
せっかく栄養素を摂っていても、次のようなことが多いと、
亜鉛などの栄養素が欠乏する原因になります。
生活習慣を振り返ってみましょう。
これらは、必要な栄養素の摂取不足や吸収障害につながります。
嗜好品として楽しむことや、必要最低のレベルに抑えたいですね。
漢方の視点で体質改善をするなら
漢方で体質改善をするなら、以下の視点から改善するのをお勧めします。
ストレス・疲れやすさの改善
ストレスがたまっていたり、疲れやすい体質を改善することは、
妊娠力を高めるだけでなく、赤ちゃんを産むとき、そして産んでからの勝負に備えます。
漢方的には、「気」を補う食べ物がおすすめ。
食材としては、甘みのあるものになります。
- もち米 山芋 蜂蜜 かぼちゃ 椎茸 大豆
- うなぎ
- 穀類 いも類 豆
- 牛肉 鶏肉 豚肉
砂糖を入れた甘い食材は、漢方では水を溜めると考えるので、お勧めしません。
自然の甘みで、やさしく補いましょう。
血流改善
血流は、身体の隅々まで、栄養と熱を運んでくれる
超重要ポイントです。
生活スタイルが乱れがちな人は特に、漢方薬でデトックスが必要な人も多いです。
代表的な食材は
- いわし あじ さんま さば などの青魚
- シナモン 山椒 生姜 紫蘇 ネギ 玉ねぎ などの辛味のある食材
アイスや氷などの冷やす食材は、控えましょう。
補腎
「腎を補う」という意味です。
「腎」とは、漢方では、身体の成長・生殖機能・スローエイジングを司る臓器。
年齢を重ねても、命をはぐくむ身体づくりに「補腎」という視点は欠かせません。
補腎の代表的な食べ物は、以下の通りです。
- 黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、ゴボウなど 黒い食材
- 昆布、わかめ、ひじき、あさり、しじみなど 鹹味(かんみ)の食材
鹹味(かんみ)とは、塩辛いという意味合いです。海のものが多いですね。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
食べ物を変えても妊娠しない!なら…
妊娠によいという食材に食べ物を変えても、妊娠の気配がない・・・
と感じる方も、いらっしゃるかもしれません。
栄養による体質改善は、その時のどんな状態からスタートするか
ということによっても違ってきます。
いいと思っていた食材が、じつは自分には合っていなかったということも
あるかもしれません。
そんな時には、
- 自分の体質や体調について見つめ直す。
- 東洋医学の専門家に相談してみる。
- 別の方法で試してみる。
という視点も、大切かもしれません。
「ローマは一日にしてならず」というように、
「栄養も一日にしてならず」です。
「そうは言っても、急ぐのよ・・・」
と思われるなら、漢方の力も借りてみてくださいね。
まとめ
妊活中に取り入れたいおすすめの食べ物について、
いかがでしたか?
最新の栄養学と、漢方医学の視点を交えて、ご紹介しました。
身体の内側から整える漢方をうまく活用することで、
無理なく妊娠力を高める体質改善がすすめられます。
あなたのライフスタイルや症状に合わせた体質改善で
「元気になった!」と実感する妊活ライフを大切にしてくださいね。
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