知られざる「シワ」原因の正体とは?【塗るだけケアでは限界がある理由】
こんにちは!村田です。
今回は、ほとんどの人がまだ常識として知られてないのでは?!
という「シワ」について、シェアさせていただきます。
お肌の悩みのトップに「シワ改善」がありますが、
化粧品では解決できない原因、なんだと思われますか?
それは…
「骨」にあります。
シワと骨、一見関係ないように感じますよね。
じつは、わたしも大学では習ってこなかった事実に、驚きでした。
どういうことかというと…
骨といっても、「頭蓋骨」のことを指しています。
40歳の頭蓋骨の重さは、約650gあるのですが、
60歳になると、なんと280gにまで減ってしまうのです!
つまり、
頭蓋骨の骨がスカスカになり、縮んでしまうのですね。
すると、どうなるかというと、想像してみてください。
皮膚の皮は変わらなかったとしても、
その内側にある頭蓋骨が縮むことで
皮膚にシワがよりやすくなるのです。
もちろん、皮膚自体がたるみやすくなって
乾燥したり、筋肉の動かし方の長年のクセでシワができるのですが
それ以外にも、このような大きな理由があるのでした。
これが、上から塗る方法だけでは限界がある理由になります。
骨はカルシウムからできていますが、
日本人のカルシウム摂取量は、すべての世代で不足しています。
特に閉経後の女性は、年齢と共に必要量が増えるのに、摂取量が追いつきません。
骨粗しょう症というと、背骨や足の付け根の骨が注目されがちですが、
頭蓋骨にも大きな影響があるのですね。
こめかみが陥没
目の周りが窪む
上顎や下顎が縮小することで、
「老けてきたなぁ」と感じてしまうのです。
男性は、緩やかに減少する骨塩量ですが、
女性は閉経後3年間、急激に減少するのです。
では、カルシウムは、どうやって補えばよいのでしょうか?
動物性食材からカルシウム補うのが、一番効率的になります。
例えば、
- ししゃも
- 桜海老
- しらす
- チーズ
が、比較的調理も楽で、簡単に補うことができます。
ちなみに、ビタミンCを一緒に摂ると、カルシウムの吸収が5倍にアップするとされます。
ししゃもなどの焼き魚に、レモン汁をかけるのはよいですね!
市販のレモンの絞り汁を常備することでもOKです。
桜海老は、グラム当たりのカルシウム量は多いのですが、そんなに量を食べるわけにはいかないので、しらすやゴマと一緒に、ふりかけにして置いておいて、日々食べるのもお勧めです。
パルメザンチーズにも、カルシウムは多く含まれているので、常備してサラダにふりかけてください。
植物性の食品では、切り干し大根や小松菜、ひじきにも多く含まれています。
さらに、大切なこととして
カルシウムと相互に関連して働くミネラルに、マグネシウムがあります。
せっかくカルシウムを摂っても、マグネシウムが不足していると、骨粗しょう症につながってしまうのです。
カルシウムとマグネシウムは、「ブラザーイオン」と呼ばれるほど、仲良しに働くミネラル。
だから、一緒に摂ってください。
マグネシウムが多く含まれる食材の代表格は、
昆布、あおさ、あおのり、わかめ、ひじき、煮干しなどの海藻類です。
ごま、桜海老、アーモンド、大豆なども、比較的マグネシウムが多く含まれています。
つまり、
伝統的な和食をきちんと食べていると、摂れているものなのですね。
女性は
「閉経をしたらラクになる!」
「貧血から解放される!!」
と思われる方も多いのですが、
女性ホルモンは、カルシウムが骨から流出するのを防いでくれていたので、一気に骨塩量が下がってしまいます。
和食を美味しく楽しむことで、スローエイジングを目指しましょう。
今日も、良い日でありますように♪
p.s.)
筋肉も骨塩量も、努力次第で増やせることがわかってきました。
何歳からでも、あきらめずに!!
p.p.s)
漢方では、「補腎薬」が、骨をしなやかにしてくれるお薬になります。
骨折された高齢の方の、骨の付き方が早くて驚いたことも!!
食事とともに、よりよい健康のお手伝いができる漢方薬、試す価値アリです。
あなたの疑問、質問、こんなときはどうなの?など、お聞かせください。