メンタルが気になる人、要チェック!
【漢方をより効果的にするために…】
メンタルが気になる人、要チェック!
タンパク質量の計り方
タンパク質は、一日にどのくらいとったらよいのでしょうか。
理想的な摂取目安量は、体重(kg)と同じ数値(g)と思ってください。
どういうことかというと、例えば…
体重50kgの人に必要なタンパク質は、50g。
体重が63kgの人は、63gのタンパク質を一日でとるのが理想です。
ちなみに、育ち盛りの若者や、運動量の多い人、妊婦さん、
そして高齢者の方は、この1.5倍量のタンパク質が必要となってきます。
では、実際どのくらい、タンパク質を食べているのでしょうか。
タンパク質の摂取量の計り方
毎日の食事から、タンパク質の摂取量を計算するのは、かなり面倒…
そこで、「食品に含まれるタンパク質の含有量の目安」が活躍します。
以下の数値を参考にしてください!
食品に含まれるタンパク質含有量の目安
- 豚肉、鶏肉、牛肉(100gあたり)8g
例)→ 薄切り肉12枚 - 魚(100gあたり) 8g
例)→ 魚の切り身大 - 鶏卵(1個あたり) 6g
- 牛乳(コップ1杯 180cc) 5g
- ヨーグルト(100g) 3g
- チーズ(6Pチーズ1個) 3g
- 豆腐(1/2丁) 4g
- 納豆(1パック) 8g
お肉やお魚を100g食べても、タンパク質は8gしかないというのは、
ちょっと意外ですよね。
お肉や魚に含まれるタンパク質は、
加熱すると半量ほどに下がることが加味された値になります。
多くの方は、「理想値より12〜13gほど足りない」というのが多い印象です。
中には、「20g以上も足りない」という人も…
注目していただきたいのが、
卵1個で6gのタンパク質を取ることができるということ。
「卵は、1日1個まで」と制限する説もありますが、
今は卵を複数食べてもコレステロール値が上昇することはないとわかってきました。
ドクターストップされていない人は、
卵を一日2〜3個以上食べると、手軽に不足分を補ます。
朝の卵かけご飯、半熟卵、目玉焼きなど
いつものメニューにプラスオンしてみては、いかがでしょう。
タンパク質の取りすぎによる弊害は気になるかもしれませんが、
これは日常生活の中では気にしなくて大丈夫。
むしろ、現代人は糖質を取りすぎていることが大きな課題です。
昔の日本人のように、豆料理を多く食べるのもよいですね。
自分の食べた量を計算すると
あなたは昨日、どんなタンパク質食材を食べましたか?
例えば、
お肉100g、魚100g、卵1個、ヨーグルト100g、豆腐1/2丁、納豆1パック
を食べたとすると、
8+8+6+3+4+8
=37g のタンパク質を摂取したことになります。
体重50kgの50代女性だとすると、
一日に必要なタンパク質は50g。
なので… 50g−37g=13g タンパク質が足りないことになります!
例えば、一日の中で卵を2個プラスすれば、あっという間に12g増やすことができます。
一日の終わりに、「今日はタンパク質足りてなかったな…」という人は、
卵スープをプラスするのもよいですね!
ぜひ計算してみてください。
「バランスよく食事を摂っている」という方でも、
摂取量が不足していることも多いです。
たくさんのタンパク質の働き
タンパク質は、ホルモン、酵素、核酸の材料になり、以下の働きをしてくれます。
- 性ホルモンの分泌を促し、性的能力を高める
- 抗ストレスホルモンをつくりストレスから身体を守る
- 自律神経を安定させる
- 更年期障害、生理不順を防ぐ
- 疲労回復を高める
- ストレスを予防する
タンパク質の材料は、体の中で貯金することができません。
漢方を飲んでも、身体の元となる材料がなければ、うまく働いてくれないことも…
毎日取り入れる工夫が大切です。
まとめ
いかがでしたか。
日本人は、タンパク質が不足しがちなようですが、
豆や魚料理を食べる機会が減ったこと、
欧米人のように大量の肉を食べる胃腸ではないことが原因のような気がします。
漢方を服用しても、身体の材料となるタンパク質がなければ、
効率よく働くことはできません。
特に、「あまり食べられない」という人は、
食欲をあげたり、食べ物のチョイスが根本的に重要となってきます。
タンパク質の摂取量と寿命についての記事は、ここをクリックして、ご覧ください。
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年を重ねると、気になる顔の変化のひとつが「たるみ」ではないでしょうか。
皮膚の張りを支えるコラーゲンも、タンパク質の一種。
コラーゲンは、全タンパク質の約1/3を占めています。
タンパク不足だとコラーゲンの網目がゆるくなり、
皮膚のたるみの原因につながるのです。
美と健康のために、タンパク質が大切なのが納得です。
これらの機能は、タンパク質だけでは作用しません。
ビタミン、ミネラル、脂質や糖質…
あらゆる栄養素が助け合って、作用しています。
そのためのスイッチを押してくれるのが「漢方」と考えてくださいね。
今日も、よい日でありますように!