卵巣機能を改善させる漢方とは?「FSHが高い」と言われたら…
こんにちは!村田です。
当店では、1年継続で
84%の方が、幸せな結果を得ています。
今回は、卵巣機能を改善させるには?
をテーマに解説します。
最近、「FSHが高いと言われたのですが
値を下げることはできますか?」という方が
増えています。
不妊クリニックから
お薬が処方されている方も多いと思いますが、
FSHが高い場合、どのように対処したら
よいでしょうか。
FSHとは、脳の下垂体から分泌されて
卵巣を刺激し、卵胞を育てるホルモンです。
卵胞刺激ホルモンともいいます。
FSHが高くなる理由は、
卵巣の反応性が低下していることが
考えられます。
なぜかというと
卵巣でしっかり卵胞を育てるために、
たくさんのFSHを放出させて
卵胞を成熟させようと頑張って
くれているのです!
つまり、
「FSHさえ下がればいい」
ということではなく、
過剰にFSHを分泌させなくてもよいように
身体の環境づくりを整えてあげることが
大切と考えます。
ポイントとしては、以下の3つです
- 生殖機能へのアプローチ
- リラックスできる環境づくり
- 食事、食欲の改善
では、漢方の視点から
できることをご紹介しますね。
生殖機能へのアプローチ
漢方では「腎」という臓器が
減っていると考えます。
補腎薬が有効です。
補腎薬には、いくつか種類がありますが
わたしのイチオシは、鹿茸(ろくじょう)
という鹿の角です。
え!? 鹿の角を飲むんですか?
という声も聞こえてきそうです!
日本では、昔から「薬狩」といって
5月5日に鹿を狩り、角をとって
薬にしている文化がありました。
この鹿の角、
毎年生え変わるって、ご存知ですか?
春先の、生えたての鹿の角は
毛がふさふさと生えています。
その角を切って、お薬になります。
角を無理やり切らせてもらうので
ちょっと可愛そうですが
また生えてくるので、
ありがたくいただきます。
当店では、その方の症状や年齢、
体質によって
商品と飲み方をご提案しています。
カプセル、または飲みやすい粉状になった
お薬ですので、飲みやすいです。
リラックスできること
「年齢的に、焦ってしまう」
「着床できるのか、心配…」
という気持ちを、
できるだけ和らげられる漢方を
お勧めしています。
睡眠の質を改善することも、効果的です。
イライラに効く、気持ちを落ち着ける、
不安を取り除く効能の漢方があります。
驚くことに、
効くまでに時間がかかるイメージのある
漢方ですが、
数時間〜数週間で効果を感じられる人も!
疲れやすい身体を改善することも大切です。
「昼寝をしなくても、夜まで体力がもつようになった」
「夕飯の支度が、前よりラクにできるようになった」
というお声も、よく聞かれます。
食事、食欲の改善
妊活によい食事は、
さまざまな情報があります。
何を食べるか、どのように食べるかは
大事なのですが…
わたしが思うに、一番大切なことは
食べた食事の栄養素を効率よく吸収できる
身体づくりです。
漢方では「気を補う」「脾胃を養う」
ともいいますが、
単純に、たくさん食べられる、食欲旺盛、
ということではなく
その機能の改善になります。
以上、3つの視点を踏まえて、
漢方をご提案しています。
★ 妊活によい食事について、
↓ こちらもご参考ください。
【妊娠しやすいカラダをつくる脂質とは?】
P.S.)
ここからは、わたしの独り言です。
「卵巣機能を改善させる!」
と、あれこれ頑張って検索するより
「大丈夫、なんとかなる。
夫婦で思いやりながら、
楽しく人生を共に生きよう」
と思えることが、
本当に大切なことかもしれません。
そういった傾向にある人は
スムーズにいく傾向にあるように
思えてなりません…
漢方は、その後押しをしてくれる
「お母さんの手」のようなもの
かもしれませんね。
今日もよい一日でありますように!!