妊活・不妊・不育

疲れやすい方の妊活はここからスタート

疲れやすく、胃腸が弱い方の妊娠しやすいカラダづくり

【特徴】
 すぐに疲れやすいタイプは、食後すぐ眠くなるという人も多い。食欲がないこと、脂っこい食事が苦手。下痢をしやすいことも。

【アドバイス】
 このタイプの人は、妊娠しやすいカラダづくりのために胃腸を丈夫にすることがとても大切です。漢方医学では、胃腸が丈夫になることがエネルギーの元となる「気」がつくられると考えます。「気」は体に必要な物質をつくる元となるので、妊娠しやすいカラダづくりの基礎となります。
 日頃から、胃腸をこわす原因となる食事は避けることが大切。よく噛んで食べ、冷たいものの飲食は控える。水分を過剰に摂りすぎて胃の中が水でチャポチャポにならないよう心がけてください。

【お勧めの漢方薬】
人参(にんじん)、白朮(びゃくじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、炙甘草(しゃかんぞう)、陳皮(ちんぴ)、半夏(はんげ)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)、香附子(こうぶし)、縮砂(しゅくしゃ)

効能:
1)人参・白朮・炙甘草・・・消化吸収機能をよくして元気をつける。
2)半夏・陳皮・茯苓・炙甘草・・・胃の状態を改善する
3)陳皮・香附子・縮砂・・・気を巡らせて食欲を増進する

*食欲不振で、胃弱。普段からあまり食べられないときによく効きます。

*汗をかきやすいか、便通の状態(下痢や便秘)、年齢(30代後半~)、食欲の程度によっても、内容を調整します。

*縮砂は揮発しやすい成分なので、煎じるときには最後の仕上げ段階で加えていきます。

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